カードローンサイトを見ていると、時折、即日融資が可能な銀行カードローンとしてオリックス銀行カードローンが紹介されている記事を目にしますがこれは全くのデタラメです。
オリックス銀行カードローンは即日融資には対応していません。
中にはこれら誤った情報を当てにして、即日融資を目的にオリックス銀行カードローンに申し込む方もいるでしょうが、これは全くの誤報ですから気をつけてもらいたいところです。
しかし、申込者の中には即日融資までとはいきませんが、できるだけ早くオリックス銀行カードローンを利用したいという方もいることでしょう。
そこで今回はオリックス銀行カードローンの借り入れまでの最短日数はどれくらいなのか、どうしても即日融資が必要な場合にはどうするのがベストなのかを説明していくことにしましょう。
⇒オリックス銀行カードローン審査
オリックス銀行カードローンは最短何日で利用できるの?
それでは気になるオリックス銀行カードローンが利用できるまでの最短日数について説明していきましょう。
銀行カードローンは即日融資には向いていない!
オリックス銀行カードローンの利用までには下記の手順が踏まれます。
2.仮審査
3.本審査
4.ローンカード受け取り
5.契約完了
この中で利用までに必要となる時間に最も影響を与えるのが審査です。
審査は申込者の返済能力と信用度を計り、貸し付けしても返済してくれるだけの必要条件が兼ね備わっているのかを判断します。
カードローン業者は貸し付けしたお金に発生する利息が利益となりますが、その利息もさる事ながら貸し付けしたお金もちゃんと回収しなければ貸し倒れとなり、利益どころか損益を出してしまうことにもなりかねません。
よって、審査は本来十分な時間をかけて行われることになります。
つまり、基本的に借入利用できるまでにかかる時間は、この審査時間がどれくらいかかるのかに大きく左右されるのです。
それでは即日融資が不可能なオリックス銀行カードローンは、審査時間が長いということになるのでしょうか?
いいえ、オリックス銀行カードローンの即日融資が不可能なのは審査時間ではなく、他に原因があるのです。
①近年の審査時間は短縮化傾向にあるが・・・
近年はコンピュータによるスコアリング審査が導入されたこともあり、この審査時間を大幅に短縮することが可能となりました。
大手消費者金融カードローンの即日審査がもはや当たり前のサービスと化しているのも、このスコアリング審査の導入によるものです。
ということは、ほとんどが即日融資に対応していない銀行カードローンは、このスコアリング審査を導入していないということなのでしょうか?
いいえ、そうではありません。
銀行カードローンの審査もスコアリング審査が導入されています。
しかし、銀行カードローン審査は銀行ではなく、カードローンの代位弁済を保証する保証会社によって行われています。
よって、審査後に銀行へ差し替えされてから融資実行の認可が下りるまでに時間がかかるので、消費者金融カードローンのように即時融資に対応できないのが実情です。
銀行カードローンの審査時間が最短2~3営業日と言われているのは、こういった事情があったのです。
②オリックス銀行カードローンは厳正審査
最短審査が2~3営業日と言われている銀行カードローンですが、オリックス銀行カードローンも同じくらいの余裕をもって審査申込みをしておきたいところです。
以下の条件を満たせばもしかしたらより早い審査結果がわかるかもしれませんが、それも確定的な話ではありません。
・午前中に申し込みする
・在籍確認の電話がスムーズに行える
審査が行われている平日、そして審査に早く回される可能性の高い午前中に申し込むことで、もしかしたらより素早く審査結果を知ることができるかもしれないということですね。
しかし、より早い審査を望むのであれば、勤務先への在籍確認がスムーズに行われることが必須となります。
審査は在籍確認なしでは完了とならないため、連絡が取りづらいなど在籍確認の妨げとなる要因がある場合は、スムーズに連絡が取れるよう前もって打開策を立てておく必要があるでしょう。
以上のようにオリックス銀行カードローンはスピーディな審査の可能性がないわけではありません。
となれば、先程説明した理由で即日融資が不可能となっているのでしょうか?
いいえ、それも影響ないとは断言できませんが、最大の理由はローンカードが手元に到着するまで借り入れができないことにあるのです。
③オリックス銀行カードローン利用開始はローンカード到着後!
「【オリックス銀行カードローン】お手続き完了のご連絡」というメールが送られてくれば、申し込みは完了、つまり通常ならば借入可能な状態となります。
しかし、オリックス銀行カードローンの場合、ローンカードが到着するまで借り入れをすることができません。
借入方法は振込キャッシングにも対応しているので、ローンカード到着を待たずに利用開始となるのが一般的です。
ですがオリックス銀行カードローンはローンカードを申込時に記入した住所へ郵送することで、申込情報に誤りがないかの確認をするために到着までの利用を認めていません。
それが証拠にローンカードの郵送先は自宅住所のみとされています。
即日融資ができる可能性を持ちながら敢えてそれをしないのは利用者側から言えば残念なことですが、オリックス銀行カードローンがカードローン利用には、それだけ綿密な確認作業が必要だと考えている証とも言えるでしょう。
オリックス銀行カードローンは最短何日で利用できるの?
それでは即日融資は無理として、オリックス銀行カードローンは最短何日で利用することができるのでしょうか?
結論から言えば最短で2~3日ほどで利用可能です。
これは言うまでもなく審査がすばやく終了し、そこにローンカードの郵送にかかる日数を2~3日と考えたケースでの想定となります。
また申込者の属性内容に問題がある場合は、もちろん審査は難しくなってきます。
内容にもよりますが審査に2~3日、長ければ1週間ほどかかるのも珍しい話ではありません。
自分の属性に問題アリと思っている方は、この点はよく理解しておくようにしましょう。
お急ぎなら即日融資も可能な消費者金融カードローンがベスト!
即日融資に対応している銀行カードローンはひと握りで、融資実行までは最短でも2~3日で、通常ならば1週間程度というところも少なくありません。
よって急ぎでお金を用立てたいという方にとっては、低金利というメリットはあるものの、銀行カードローンは向いていないと言うしかないでしょう。
となれば選択肢は消費者金融カードローンに限定されてくるのですが、信用度や利用条件面で銀行カードローンに劣るのが嫌だという方もいるのでは?
しかし、高金利、消費者金融と決して好印象とは言えない消費者金融カードローンですが、利用先を厳選すれば銀行カードローンにも負けない高いメリットを受けることが可能です。
消費者金融カードローンが銀行カードローンに負けないと断言できる点は、各者が独自に展開している多彩なサービス提供です。
楽天銀行やイオン銀行など、インターネット通販やショッピングセンターを関連会社にもつところがポイント付与サービスを行うなど、申込者にとっても有益なサービスが提供されています。
よって、そのサービスを上手く利用することで、銀行カードローンにはないメリットを受けることも可能です。
そしてこれらサービスの中でも、カードローン利用に最も大きなメリットを生むのが無利息サービスでしょう。
無利息サービスとは?
カードローンを賢く利用するため、まず気にしなければならないのが金利です。
低金利と言われる銀行カードローンでも、消費者金融カードローンの18.0%より低いとは言え、15.0%もの金利が発生します。
銀行で販売されているほかのローン商品の金利の大半が10%を切っていることを考慮すれば、カードローンの金利がいかに高いものであるのかは簡単に想像がつくことでしょう。
となればこの金利が0となる無利息サービスは、利用者にとっては何よりもありがたいサービスとなってきます。
無利息サービスはいくつもの消費者金融カードローンで提供されていますが、その内容は様々です。
期間限定で無利息となる点と、初回申込時の1度だけ利用可能という点は同じなのですが、利用条件等が微妙に違ってきます。
よって、無利息サービスがあるからOKと簡単に考えると、他のところにしておけばよかったと後悔する羽目にもなりかねません。
そこで、無利息サービスを利用する際に、必ず注意してもらいたい重要ポイントを説明しておきます。
それは無利息サービスの開始日の設定です。
無利息サービスの開始日は下記のどちらかに設定されています。
・初回借入日の翌日
つまり、申し込んですぐに借り入れの予定がない方が契約日の翌日となっている無利息サービスのカードローンに申し込むと、このサービスの恩恵を充分受けることはできません。
申し込み後に借り入れの予定があるかどうかで、条件にあった無利息サービスを提供しているカードローンに申し込む必要があるのです。
無利息サービスを利用する際には、開始日の確認をまず行うようにしましょう。
おススメの消費者金融カードローンはコレ!
それでは即日融資が可能で、なおかつ無利息サービスを提供しているおススメの消費者金融カードローンを紹介していきましょう。
今回紹介するところは大手消費者金融とも呼ばれ、銀行カードローンにも負けない社会的信用度も兼ね備えています。
よって消費者金融だからという心配もなく、安心して申し込んでもらえます
金利(利率) | 4.5%~17.8% |
限度額 | 500万円 |
年齢 | 18歳以上74歳以下 |
実質年率 | 限度額 | 年齢 | その他 |
4.5%~17.8% | 500万円 | 18歳~74歳 申込時年齢が18歳・19歳の場合は収入証明書類の提出必須です。 高校生・定時制高校生・高等専門学校生は申込不可です。 収入が年金のみの方はお申込いただけません。 | 初めての方30日間無利息 ※メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要です。 |
※お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。 |
現在プロミスは社名ではなくカードローンのサービスブランド名となっており、正式社名はSMBCコンシューマーファイナンス㈱といい、SMBCグループの完全子会社となっています。
会社本体は旧プロミス同様に消費者金融となりますが、何といってもSMBCグループの傘下ですから社会的信用度は申し分ありません。
1.プロミスの特徴は?
そのプロミスの特徴は下記のとおりです。
※最短10秒でお振込み可能
・金利4.5~17.8%
・借入限度額500万円
お急ぎの方にはおススメのカードローンと言えるでしょう。
2.無利息サービスの開始日は?
プロミスでは下記条件をクリアすれば、30日間の無利息サービスが受けられます。
・Eメールアドレスの登録
・WEB明細の選択
利用前に「Eメールアドレスの登録」と「WEB明細の選択」をしなければ無利息サービスを受けることができません。
この点は忘れないようにしましょう。
また無利息サービスの開始日は初回借入日の翌日からですから、借り入れ予定がない方でも安心して申し込むことができるでしょう。
3.プロミスの無利息サービスは何度でも
プロミスはカードローンの中でも珍しいポイントサービスを行っています。
ほかでは行っていないサービスですからプロミスの特徴の1つとも言えるのですが、実はこのポイントサービスを利用して、無利息サービスを何度でも利用することが可能です。
プロミスのポイントは下記のような方法で獲得でき、
・メールや書面受け取りサービスすべてに継続して登録する 3P
・「プロミスからのお知らせ」を見る 最大20P
それを貯めることでポイント数に応じて、下記の無利息サービスを受けることができます。
・400P 15日間
・700P 30日間
今回紹介するカードローンの中で、複数回の利用が可能なのはプロミスのみです。
ポイントは利用していけば自然と貯まるものですから、このポイントサービスは本当に魅力的なサービスと言えるのではないでしょうか。
金利(利率) | 3.0%~18.0% |
限度額 | 800万円 |
年齢 | 20歳~69歳 |
アコムは消費者金融業者という立場は以前と変わりませんが、今は三菱UFJフィナンシャル・グループに属しているので、プロミス同様、社会的信用度は申し分ありません。
しかもマスターカードが日本国内の消費者金融業者の中で唯一ライセンスを与えている点からも、企業の健全度と信頼度がいかに高いものであるのかは想像がつくでしょう。
1.アコムの特徴は?
そのアコムの特徴は下記のとおりです。
・即日融資可能
・書類での在籍確認も可能
・金利4.8~18.0%
・借入限度額500万円
プロミスと比べれば若干スペックは劣るものの、総合的には特にデメリットが生じるものではないので、プロミス同様に安心して利用してもらえます。
2.無利息サービスの開始日は?
アコムでは下記条件をクリアすれば、30日間の無利息サービスが受けられます。
・返済期日を35日ごとに設定
プロミス同様、借入前に設定が必要になってきます。
返済日を35日ごとに設定すると、通常の決まった約定返済日のように返済日が特定されなくなります。
35日ごとの返済となると、初回返済日から35日ごとが次回の返済日に設定されるので、毎月の返済日が常に同じとは限らないのです。
返済日を通知してくれるeメールサービスが提供されているので、返済忘れのないように利用するのもおススメの方法です。
また無利息サービスの開始日は契約日の翌日からです。
プロミスのように初回借入時の翌日からではないので、すぐに借入予定がない場合はプロミスに申し込んだ方がお得かもしれませんね。
金利(利率) | 3.0%~18.0% |
限度額 | 800万円以内 ※ご利用限度額50万円超、 または他社を含めた借り入れ金額が100万円超の場合は源泉徴収票など収入を証明するものが必要です。 |
年齢 | 満20歳以上70歳未満 |
アイフルはこれまで紹介した2社のように大手金融グループの資本提供を受けていない、大手金融会社と呼ばれる中で唯一独立資本を続けている消費者金融です。
資本参入を受けずとも不況を乗り切った資本力と、ほかのカードローンにはない独自のサービス提供や金融商品販売で多くの利用者の信頼を得ています。
1.アイフルの特徴は?
そのアイフルの特徴は下記のとおりです。
※お申込の状況によってはご希望にそえない場合がございます。
・書類での在籍確認も可能
・金利3.0%~18.0%
・借入限度額800万円
スペックは先程紹介したアコムとほぼ同じと言っていいでしょう。
2.無利息サービスの開始日は?
アコムでは下記条件をクリアすれば、30日間の無利息サービスが受けられます。
プロミス、アコムとも無利息サービスを受けるためには何かしらの設定が必要でしたが、アイフルの場合は全く必要ありません。
アイフルのカードローンを初めて利用する方なら、無条件で無利息サービスを受けることができるのです。
この点は面倒がなく、ほかの2社との差別化ポイントとなってくるでしょう。
また無利息サービスの開始日はアコム同様に契約日の翌日からです。
すぐに借入予定がない場合はプロミスに申し込むか、借入予定に合わせて申し込むなどの工夫が必要となってきます。
銀行カードローンは今後は即日融資をやめる方向に!
現在でも即日融資に対応している銀行カードローンは極小数ですが、将来的にも即日融資が可能となる可能性はなくなりそうです。
というのは、金融庁から審査を保証会社に依存している点を問題視され、最近問題となった多重債務者の増加を招きかねない原因と指摘されたことも1つの原因ですが、最大の理由は申込者の情報を警視庁に照会するシステムを導入する点にあります。
これは暴力団員をはじめとする反社会勢力との取引を徹底排除することが目的で、このシステムが導入されれば融資審査はさらに数日伸びることが確実視されています。
銀行カードローンの即日融資を切望している方も多いでしょうが、今後は増加するどころか、取りやめとなることは間違いないようです。
よって、今後の銀行カードローンの融資実行には最低でも、1週間ほどの日数が必要となってくると考えられます。
今後は借り入れをお急ぎの場合は、消費者金融カードローンに頼るしか方法はないということをよく理解しておきましょう。