カードローンを友達に申し込んでもらうメリット・デメリット

借金返済に苦しむ友達から「自分の代わりにカードローンに申し込んで、お金を借りて欲しい」と頼まれたらあなたならどうしますか?

その友達との親密度によっても違ってくるでしょうが、「そんなに困っているならどうにかしてやりたい」と考える方もいることでしょう。

確かに友達の代わりにカードローンに申し込んで借金することは不可能ではありません。

自分が納得して申し込むのですから、カードローン業者は申込者が借り入れするという前提で審査を行うので、通常の申込者と同じように扱われます。

その人に問題がなく審査が通れば、友達のために借金することは可能なのです。

しかし、この行為は決しておススメできるものではありません。

友達に頼む行為自体も危険なことなのです。

そこで今回はカードローンを友達に申し込んでもらうメリット・デメリットを説明し、友達が借金に苦しんでいる状況をどうすればいいのかを考えていくことにしましょう。

カードローンを友達に申し込んでもらうメリットは?

今回の主旨からすれば、カードローンを友達に申し込んでもらうメリットは全くないと言えます。

しかし、どこからも借金できず、お金を必要としている本人からすれば、この行為は大いにメリットがあると言えるでしょう。

友達に作ってもらったカードローンで必要なお金を借り入れできるのですから、当面はいくばくかの借金苦から逃れることができるからです。

ですが考えても見てください。

現状でどこからも借り入れできない状態であるということは、その人は間違いなく多重債務の状態にあります。

何件もの借入先から借入限度額いっぱいの借金をしており、自分が得ることのできる収入では返済不可能となっている可能性も高いのです。

となれば友達に借り入れしてもらったお金も返済不能の状態に陥る危険性は十分に考えられます。

よって、これは友達に頼む当人にとっては十分メリットのある行為ですが、それを行う友達にとっては大きなデメリットを背負う行為でしかないのです。

借金で首が回らない状態となっている人は、目先の利益しか見えておらず、それを依頼する友達にどれだけのリスクを背負わせることになるのか気づかずにいるケースも少なくありません。

頼まれてそれに応じる友達もそうそういるものではありませんが、本人にとってのメリットが友達にはデメリットとなることを十分理解しておきましょう。

カードローンを友達に申し込んでもらうデメリットは?

それでは次は本題となるカードローンを友達に申し込んでもらうデメリットについて説明していきます。

この説明を読んでそれでも友達に頼もうという人は、極限状態に追い込まれている状況です。

その場合にはさらに借金を重ねてその場をやり過ごすことよりも、現状の借金をどのように処理すればいいのかを弁護士等の専門家に依頼するなどの方法を考えることをおススメします。

このデメリットをシッカリと理解して、自分がどのような対応を取ればいいのかを再考する機会とするようにしてください。

カードローンを友達に申し込んでもらうデメリットは大小合わせれば多くがありますが、時に理解しておかなければならないのは下記の2点です。

・名義貸しに当たり犯罪行為となる
・友達をなくす可能性が高い

それではこの2つのデメリットについて詳しく見ていくことにしましょう。

名義貸しに当たり犯罪行為となる

カードローンを友達に申し込んでもらい、その友達本人がカードローンで借り入れしたお金を貸してもらうという流れならば単なる友達からの借金という見方もできます。

よって、これならば違法性を問うのが難しいケースも多くなってきます。

しかし、友達に申し込んでもらったカードローンを自分で利用して、借り入れする行為は確実に名義貸しと呼ばれる違法行為となります。

先の例でも基本的には名義貸しという行為であることには違いないので、他人のために自分の名義で金融機関から借り入れする行為自体は犯罪行為であると認識しておかなければなりません。

名義貸しで受けるペナルティは?

カードローン業者に名義貸しの行為がバレると、最悪な場合には詐欺罪で訴えられる可能性もあります。

カードローンは本人以外の申し込みを受け付けていません。

たとえ家族や配偶者であったとしても、申込者以外の借入目的のために申し込みすることは禁じられているのです。

カードローン業者もその点を徹底するため、申込時には本人確認書の提出が求められます。

またオリックス銀行カードローンのように申込者本人の住所にローンカードが到着するまでは借り入れできないようにし、確実に利用者が申込者である確証を得られる対応をしているところもあります。

以上のようにカードローン業者は申込者本人が利用することを前提に審査を進めるので、利用者が申込者以外であればこれは立派な詐欺行為に当たることになるのです。

また詐欺罪として訴えられなくても、カードローン業者からは下記のペナルティが課せられます。

・カードローンの強制解約
・借入残金の一括返済請求
・信用情報に名義貸しを記録

しかも、よく理解しておかなければならないのは、これらペナルティーによる実質被害を受けるのは頼んだ本人ではなく、頼まれた友達だということです。

それではこれらペナルティー内容を簡単に説明しておきましょう。

①カードローンの強制解約

利用していたのが申込者本人ではなかったとバレれば、その契約は契約違反となり確実にカードローンの強制解約が行われます。

カードローン業者としてもこの行為は詐欺行為となるわけですから、申込者は契約違反である以前に全く信用のできない相手となってしまいます。

カードローン審査では信用度が重要視されるので、信用ナシとなれば強制解約されるのも当然のことですよね。

②借入残金の一括返済請求

また強制解約と並行して借入残金の一括返済が請求されます。

これも名義貸しをした契約者となる友達に請求されることになるので、一括返済できないような借入残金であれば大変な事態となってしまいます。

返済請求は書面だけでなく電話等でも行われるので、職場や自宅へも連絡が入ることとなり、一気にこの事態が周囲に知られてしまう可能性もあるのです。

また、返済できない場合は最悪、債務整理という手段を取らざるを得ない状況に陥る可能性もあるので、名義貸しがどれほどのリスクをはらんでいるのかがお分かりいただけるでしょう。

③信用情報に名義貸しを記録

また名義貸しがバレれば、その行為が信用情報に記録されます。

信用情報は金融機関からの融資や、信販会社等の各種ローンを組む際、必ず審査で用いられます。

よって、名義貸しという詐欺行為が記録されている限り、融資やローン組みといった信用取引は一切できなくなってしまうのです。

友達をなくす可能性が高い

名義貸しによる借金の返済義務は依頼した本人ではなく、依頼された友達に課せられます。

本当に返済できるアテがあり、実際に完済できたならば大事になることはないでしょうが、名義貸しを依頼してくる相手にそんな余裕があることは滅多にないでしょう。

よって、最終的には返済不能となり、名義貸しがカードローン業者にバレないにしても、友達がその借金を返済しなければならない状況となってしまいます。

依頼された友達は依頼した本人を信じて、手を貸したいという親切心から名義貸しを行ったのでしょうが、この状況となれば間違いなく2人の友情関係にはヒビが入ってしまいます。

相手から返済されないでは、名義貸しを頼まれた本人が返済するしかありません。

こんな状況で友人関係が継続できるとは思えませんよね。

名義貸しにかかわらず友人間のお金の借り貸しはトラブルを生むことが多く、それが原因で友人関係が壊れたという話は珍しくありません。

こういったリスクがあることをよく理解しておきましょう。

友達に名義貸しを頼む前に自分でできることを考えよう!

以上のようにどこからも借り入れできないからといって、友達に名義貸しを頼むのはお互いにとっていい結果を生む可能性は低いことはお分かりいただけたでしょう。

そこで簡単な名義貸しに救いを求めるよりもまず行って欲しいのが、現状どこからも借り入れできない原因が何にあるのかをシッカリと見つめ直すことです。

そうすることで先に少し触れたように、専門家に依頼するなど現実味のある打開策を見つけることもできます。

どこからも借り入れできない理由には下記のような原因が考えられます。

・返済遅延がある
・債務整理をしている
・収入(職)がない

よって、まずはこれら原因をどう解決するかをまず考えてみましょう。

返済遅延がある

カードローン審査において短期間の遅延ならば審査落ちとなる直接の原因とはなりませんが、遅延に関してはブラックリスト扱いするカードローン業者が多いため、審査を通過するのは難しくなってきます。

遅延とは61日以上、もしくは3ヶ月以上の遅延を指し、未だに返済できていない状況です。

遅延となれば信用情報機関にその記録が登録されるので、この記録が消去されない限り状況はかわりません。

期間の定義に関してはカードローン業者によってどちらが利用されているのかは定かではありませんが、そうならないためにも期間の短い61日を超える遅延は絶対にしないことが求められます。

また信用情報機関の記録は返済完了後から5年のあいだ保管されます。

よって延滞した場合には一刻も早く記録を消去するためにも、早急に返済を行い、その後も返済遅れをしないことが重要となってきます。

債務整理をしている

債務整理とは返済不能となり、下記の方法で返済額や金利の減額もしくは免責、返済期間の延長の交渉を行い、返済猶予を与えてもらう手続きです。

・任意整理 債権者と話し合い、毎月の返済額や返済総額を見直す
・個人民事再生 裁判所を介して借入額の減額を行う
・自己破産 裁判所に全ての債務に対する返済義務を免責してもらう手続き

返済できる状況によって取る債務整理の方法は違ってきますが、これら手続きは本人に返済能力がないことを証拠付けることになり、この場合は絶対に審査通過することはないでしょう。

そしてこれら手続きを行えばその記録も信用情報機関に登録されるので、この場合も下記の保管期間内は情報が消去されることはありません。

・任意整理
 完済後5年間

・個人民事再生
 完済後5年、もしくは10年

・自己破産
 裁判所の判決後5年、もしくは10年

自己破産の場合は返済免除となりますが、ほかの2つは返済義務が残るので、情報を消去するためにもまずは完済することが目標となってきます。

収入(職)がない

カードローンの申込条件の1つに「安定、継続した収入があること」があります。

よって、この条件をクリアできない無職の方はカードローン審査云々よりも、カードローンに申し込みすることすらできない状態なのです。

申込条件には一部のところを除き、一般的には職業に関する規定はありません。

サラリーマンのような正規雇用者でなく、パート・アルバイトでも安定、継続した収入があれば、その額に関係なく申し込みできます。

無職の状態でお金に困っているならば、まずは正規雇用でなくてもいいので、収入が得られるよう何かしらの職に就くことを目標としましょう。

無職ではいつまで経っても収入のアテはつきませんから、友人に名義貸しを頼んでも待っているのは最悪な結果だけです。

この点をシッカリと理解して、早急に職探しを行うようにしましょう。

借入件数が多いだけなら中堅から借りれるという話も・・・

借り入れできない原因が借入件数の多さならば、自ら借り入れできる手段がないわけではありません。

その方法はおまとめローンです。

おまとめローンは複数の借り入れを1つにまとめ、現状よりも低金利のメリットを生かして返済総額や毎月の返済額を軽減できるメリットがあります。

ですがこのおまとめローンは銀行カードローンでの対応は難しいのが実情で、大手消費者金融でも商品は提供されていますが審査が厳しいため、どこからも借り入れできない状況では審査通過する可能性は低いでしょう。

そこでおススメしたいのが大手消費者金融よりも、審査の緩い中堅消費者金融です。

中堅消費者金融は大手消費者金融のようなネームバリューもなく、信用度も高くないため利用するのをためらう方もおおいでしょう。

しかし、下記のように堅実な融資を行っているところもあり、借入先を間違えなければ安心して利用でき、おまとめローンのメリットが生きて返済しつつチャンと生活を営める状況となる可能性も考えられます。

・中央リテール
・フクホー

まずはおまとめローンの利用が可能かを確認して、申し込みできるならば申し込んでみるのもおススメの方法と言えるでしょう。

しかし、いくら審査が緩いといっても現状も延滞が続いているとか、無職で収入がないでは借り入れすることは不可能です。

申込む際には最低下記の条件はクリアできる状態にしておきましょう。

・安定、継続した収入がある
・返済遅れがない

関連記事

メニュー

ページ上部へ戻る