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カードローン・キャッシング

カードローンと審査について

審査に落ちる人の傾向

カードローンには銀行のものと消費者金融のものの2種類があります。
そしてカードローンでお金を借り入れるには審査に通る必要がありますが、審査の内容は各金融機関によって異なります。
それでも年齢、年収、他社からの借り入れもあるかどうかという3点に関してはどの金融機関でも審査の基準となっています。

まずは年齢制限ですが、およそ20歳以上で上限は65歳前後のところが多くなっています。中にはレイクのように70歳というところもありますがこれは珍しいケースと考えて良いでしょう。年収に関しても申し込む側が身構えるほどの収入を求められているわけではなく、パートでもアルバイトでも借り入れが可能となっているところがほとんどですので、基本的には少しづつでも毎月安定した収入があれば大丈夫です。ただし、これも例外があって、住信SBIネット銀行やオリックス銀行などのように年収〇百万円以上といった条件がある場合もあります。このあたりは貸し付け条件を確認すると良いでしょう。

他社への借り入れをしているか否かについては、他にたくさん借り入れていると返済がしにくくなるのではないかという信用問題にかかわってくるのでその点は重点的に審査されます。申請しなければばれないと思うのは早計で、基本的にはどの金融機関も借金の状況を把握することは容易になっていますので申し込む際には正直に申告する必要があります。

貸金業や銀行はお金を貸し出し、いくらかの利息を付けて返済してもらうことで事業が成り立っています。ですから返済してもらえる可能性が少ないと思われる人には貸すことができないのです。無職であったり、何らかの職に就いていても収入に比べて他社からの借金が多い場合には毎月きちんと返済をしてもらえるかどうかは不明なので、審査で落とされてしまうことになるのです。

これからカードローンの審査を申し込む人は、まず年齢、年収、他社からの借り入れの有無の3つの点についてよく検討してみましょう。特に複数の金融機関から借り入れをしている場合は通常よりも審査に通りにくくなっています。可能であればまずは借金を一本化するなどして借入先を減らすことが先決です。仮に4件以上から借り入れをしていると新規に借り入れることが難しくなってくるので要注意です。

また申し込みの際、うっかりして間違った情報を記入してしまうと、虚偽の情報を申し出たということで一気に信用を失ってしまいます。特に上記で述べたように他社借り入れ状況は重要でここで嘘をつくとその後も借り入れることができなくなってしまいます。注意が必要です。

仮審査と本審査の違い

数秒で審査が終わるなどと謳っているカードローンの宣伝文句がよく見られますが、それは仮審査のことを指しています。仮審査は申し込んだときに基準となる年齢や年収などを入力し判定するものですが、これはすべてコンピュータによる自動審査になっているのでその入力すればすぐにわかるようになっています。まさに3秒で診断可能なわけです。

個人信用情報機関の会員企業であれば、大手金融機関であれ中小の街金であれ、他社からの借り入れや過去の返済の延滞など、その人の情報がすぐに分かるようになっています。ゆえに虚偽の内容で申し込んでもすぐにばれてしまいます。

仮審査に通過すると次は本審査に入ります。本審査では、その人の申告した情報が間違っていないかが詳しく調べられます。たとえば勤務先の記入に対しては、本当にその会社で働いているのかを確かめるために在籍確認を行います。確認の仕方は金融会社によって異なりますが、多くの場合は勤務先に電話をかけて確認します。担当者が個人名を名乗って勤務先に電話をかけ、その人を呼んでもらうようにし、電話に出られれば直接話をし、不在でも電話に出た人がその人の存在を知っていればそれで確認できたことになります。

それから、銀行のカードローンは対象外ですが、消費者金融の場合には総量規制という法律上の規制があって、年収の3分の1までの額しか貸すことができなくなっています。その人の年収に応じて貸付可能な限度額は必然的に決まってきます。年収300万円の人が消費者金融から150万円を借りる事は法律上許されていません。年収300万円なら借り入れ可能額は100万円。貸し手である消費者金融はそれ以上貸せると思っても、100万円を超える額を貸すことは法律で禁じられています。

本審査で限度額が決まり、めでたく利用開始となりますが、はじめは限度額が少額に設定されていることがほとんどです。多くの場合、50万円以下、おそらく10万円あたりからスタートというケースが多いのではないでしょうか。少ない額から借り入れをして、毎月きちんと返済ができているかどうかを数か月間見たうえで、限度額もだんだん上げてもらえるようになっています。とにかく返済の状況次第ですから上限額(枠)を大目に確保したい場合はマメにきっちりと返済をしていくことが大事です。人によっては使う予定はなくても枠だけ増額するために借入をしてそのまま返済ということを繰り返す人もいるようです。この場合は利息が若干つきますが、借りた翌月に返済すれば大きな額ではありませんから増額テクニックとして意図的にやっているようです。

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