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保険

働き出したら考えたい新社会人のための保険講座

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春の社会人デビューから2カ月もたつと、多くの人は仕事には慣れ、学生時代とは異なる人間関係を構築し始めます。終身雇用が当たり前ではなくなった今日でも、社会人としてのネットワークは今後、とても貴重なものとなります。

ただ、順調なキャリアを歩むことができない危険性もあります。その原因が「病気や怪我」です。仕事を長期的に休む可能性がある一方、医療費として多額のお金が必要となり、家計にも大きな影響をもたらします。この「保障」となるものが、生命保険です。

現在日本には様々な保険会社があります。サークルの仲間や友人が保険会社に入社し、20代前半でも生命保険に加入する大切さを受け、保険加入を決めた人も多いでしょう。その一方で、「身体も元気だし、保険なんて必要ない」と一切断った人もいるでしょう。果たして、どちらが正解なのでしょうか。

20歳代前半に生命保険は必要?

結論を書くと、病気や怪我など「何か」があることに備え、生命保険に加入することは必要です。同じ年代でも、病気や怪我に対しての可能性を見て保険に加入するのか、どのような保障内容に、どれくらいの保険料をかけるのか、検討するようにしましょう。

保険の基本は、死亡したときに遺された家族の生活を守る「終身保険」と、保険加入者自身の病気や怪我からの医療費を保障する「医療保険」です。そのほかにも癌などの特定の病気に対しての保険や、社会人としての収入の減少を補償する保険もあります。

生活習慣や労務環境

同年代の20代でも、運動習慣や食生活によってリスクが低い人と、至急に生活改善が必要な人がいます。周囲を見渡して、生活習慣に懸念がある場合は、早急に改善することが必要です。

ただ、「ストレスが高い」「勤務時間が長い」といわれても、一朝一夕で改善できるものではありません。そこで、万が一の病気や怪我に対して、医療保険に加入する必要性が生まれます。医療保険や収入補償保険は、そこでニーズを判断して加入を検討するようにしましょう。

家族構成

加えて、大切なのは家族構成です。万が一の死亡後の家族を保障する終身保険は配偶者や子どもがいる場合に検討するようにしましょう。独身の人でも、社会人としての給与で生活を養っている親や兄弟がいる場合は、終身保険を検討したいもの。終身保険と医療保険の両方のニーズがある場合は、医療保険付き終身保険など2つ以上の保険を組み合わせた商品を検討するようにしましょう。

新社会人で保険に加入する際のメリット

新社会人で保険に加入する際のメリットは、ここまでお伝えした「まさか」に対するリスク回避です。自分は病気しないと自信があっても、ある日突然体調不良を感じて入院…という例は数多くあります。一度病気をしてしまうと、病歴審査で保険加入が出来なくなってしまう可能性があります。最近は引受緩和型など病歴のある人が入る商品も注目されていますが、高い保険料というデメリットもあります。

また、生命保険の保険料は、年齢が低いほど安価で設定されています。独身で加入した生命保険は、結婚など家族構成の変化を持って保険受取人など構成を変更することができるため、必要性を感じる人は、若い段階で保険を検討するようにしましょう。

新社会人で保険に加入する際のデメリット

一方のデメリットは、保険料として支払った分の「融通」が効かなくなるということです。新社会人はまだ収入も低く、そのなかから毎月固定の保険料を支払うのはとても負担が高いもの。生活を豊かにする支出も、現金で所有していればマイホームや自家用車としても活用を出来るところを、「保険」として限定的な活用使途になる、といえるでしょう。

また、公的な健康保険制度に加入している人は、高額療養費制度を活用することができます。この制度を活用すると、申請時期にによりますが、医療費を10万円弱に抑えることが可能です。この制度を活用して、それでも不足した分に対しての保障を医療保険をカバーするという基本的な考え方が大切です。

高額療養費制度
https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g3/cat310/sb3030

専門家を上手に活用する

このように新社会人にとって生命保険はとても大切なものです。ただ、だからこそ
「保険に加入する?」と判断を委ねられても、なかなか判断できないものでしょう。そこで、保険に詳しい専門家に聞くことが大切です。保険会社の職員やFP(ファイナンシャルプランナー)に相談するようにしましょう。

また、ここでとても頼りになるのが「先輩」です。自分と生活環境の似ている先輩たちが、どのような保険に入っているのか。どのようなきっかけで保険加入を考え、決断したのか。それを聞くことが、何よりもの教材になります。日常生活を脅かす「もしも」のために、様々な情報を活用しながら、保険と向き合っていくようにしましょう。

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