定期預金といって多くの人が想像するのが、
『利息が低すぎ・・・』
ということではないでしょか?
確かに、スズメの涙ほどにもならないほど定期預金の金利は低く、一部のネット銀行を除いては、0.1%を切る水準というのが当たり前です。
普通預金金利が0.02%で定期預金3年物で0.04%とか。
あり得ないくらいに低い。
一方で融資になると1%~5%以上の金利を取っているわけですから、そりゃ儲かるでしょって話ですね。
しかし、定期預金を儲けるために利用しようと思ってはいけません。
預金はあくまでも貯蓄の道具として割り切る。
それも、いつでも引き出せる普通預金ではなく、引き出すのにちょっぴり勇気がいる定期預金にしてしまうわけです。
収入1割を定期に回せば、10年で年収分の貯金になります。
給料30万円(年収360万円)の人の場合
30万円×1割=3万円
3万円×12か月×10年=360万円!!!
当たり前すぎる計算でしょうか?
でも、私はこのことを知った時にはちょっとした発見をしたような気になりました。
収入の1割をってところがなかなか難しいものかもしれませんが、相応のお金を貯めるにはやはり割合と期間、この二つをうまく組み合わせていくしかありません。
一番やってはならないのが株とかの投資話に安易に乗っかることです。
きちんと勉強して、自分なりの視界が開けてからならいいですが、
「定期の金利は低すぎるし・・・」
といった理由で株などの投資に走るのはあまりおすすめではありません。
どうやって買い時、売り時を判断するのか、そのあたりの基準を自分なりに持ってからにしないと、結局情報に翻弄されて、大して儲かることもなく、いや、それどころかバカにならない額を損して退散、、、なんてことにもなりかねません。
知識がなければ堅実さを求めていきましょう。