元日産会長のカルロスゴーン被告が10億円の保釈金で保釈が認められましたね。
10億円が高いのか安いのか、これはちょっと誰にも決められませんが、ゴーンさん自身はどう感じるんでしょうか。
少なくとも、私たち庶民にとっては、10億円は途方もなく高額です。
保釈金というのは自由の身になるのと引き換えに収めるお金ですが、いろいろ守らなくてはならない条件があり、その条件に違反してしまうと没収されてしまいます。
ですから、保釈金を収めた人が没収されるのはきついと思うような額で設定されるといわれています。
つまり、同じような罪で起訴されていてもお金持ちと貧乏人とでは保釈金の額もかわってくるということです。
となると、、、
気になりません?他の人がどのくらいの保釈金なのか。
というわけで調べてみました。
日本の高額保釈金ランキングトップ10
日本における歴代保釈金ランキングです。
1位:20億円・・・浅田満(ハンナン元会長)
2位:15億円・・・高山清司(指定暴力団山口組)
2位:15億円・・・末野謙一(元末野興産社長)
2位:15億円・・・竹井博友(元地産社長)
5位:12億円・・・滝沢孝(指定暴力団山口組)
6位:10億円・・・カルロス・ゴーン(日産元会長)
6位:10億円・・・篠田健市(指定暴力団山口組)
6位:10億円・・・水野健(元常陸観光開発社長)
6位:10億円・・・小谷光浩(仕手集団光進代表)
10位:7億円・・・尾上縫(料亭「恵川」元女将)
10位:7億円・・・村上世彰(投資家)
11位以下
6億円・・・許泳中(不動産管理会社元代表)
5億円・・・堀江貴文(ライブドア元社長)
5億円・・・川本源司郎(丸源グループ社長)
4.5億円・・森脇将光(元森脇文庫社長)
3億円・・・武井保雄(武富士元会長)
3億円・・・金丸信(元政治家)
3億円・・・井川意高(大王製紙前会長)
2.5億円・・横井英樹(元ホテルニュージャパン社長)
2億円・・・田中角栄(元政治家)
2億円・・・江副浩正(リクルート元会長)
1億円・・・堤義明(西武グループ元オーナー)
1億円・・・安倍英(帝京大学元副学長)
※11位以下は調べれば上記の人以外にもいろいろと名前が出てきます。
有名人の保釈金ランキング
上記のランキングに名前が挙がっている人たちはほとんどが企業経営者で、名前を聞いてピンとくる人はそうはいないかもしれません。
でも、テレビで活躍された人や芸能人で逮捕された人、釈放された人もいますので、保釈金を高額順にまとめてみました。
1位:5000万円・・・野村沙知代
脱税
2位:3000万円・・・小室哲哉
詐欺罪
3位:2000万円・・・羽賀研二
詐欺罪・恐喝未遂罪
4位:1000万円・・・押尾学
麻薬取締法違反
5位:700万円・・・ASKA
覚せい剤取締法と麻薬取締法違反
6位:500万円・・・新井浩文
7位:500万円・・・酒井法子
覚せい剤取締法違反
8位:500万円・・・清原和博
覚せい剤取締法違反
9位:300万円・・・吉澤ひとみ
自動車運転処罰法違反と道交法違反
海外の保釈金だとこんな話も!
オイルマネーで世界有数のお金持ち国家と言われるサウジアラビア。
この国で、2018年、汚職の一斉摘発が行われ、王子のアルワリード・ビンタラールも拘束されました。
その際、留置所変わりに使われたのがリヤドにあるリッツカールトン、そして保釈金はなんと日本円で6800億円だったと伝えられています。なお、アルワリード・ビンタラール王子はその後金銭的な合意を経て釈放されたと発表がありましたが、6800億円もの保釈金を支払って保釈されたのかどうかは定かではありません。