先日の『ひるおび』では、年末ジャンボ宝くじ発売のニュースに関連した特集をしていました。当選金額は史上最高の10億円になるとのことで、これまでの当選金額の推移とその時の世相を振り返っていました。また、このように当選金額が上がるときに「当たりが出やすい」売り場というのがあるようで、そのことを伝えていました。げんを担いで一攫千金を狙う人はぜひ知っておきたい情報です。
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賞金額の変遷、そしてエポックくじとは?
今年の年末ジャンボ宝くじは、1等7億円に前後賞各1億5000万円を合わせて10億円と、史上最高の当選金額となったようです。人気の売り場では、発売初日から4時間半待ちの長い行列で、遠方から来た人や前日から並んだという人もいて、ごったがえしている様子が伝えられました。
10億円とは想像つかない金額だということで、実際にどれぐらいの量か札束で再現していました。サラリーマンの平均年収の240年分に相当するのだとか!
ひるおびより
宝くじ研究家の山口旦訓(かつのり)氏
によると、今回のように賞金額が大幅にアップする、時代を画するような宝くじを「エポックくじ」と言うそうです。番組ではエポックくじと賞金額の変遷を、時代背景とともに伝えていました。
ジャンボ宝くじが登場したのは、インベーダーゲームが大流行した1979年で、この時の1等賞金は2000万円でした。その後、3000万円になり、さらに7000万円、9000万円と徐々に上がります。
元号が平成になり消費税が導入された1989年には、賞金が一等・前後賞を合わせて、大台の1億円になりました。バブル期のさなかです。その後、賞金額が上がらない時代があったそうです。その理由として、第一生命経済研究所の主席エコノミストである永濱利廣氏は、
『バブル崩壊(1991年)で日本全体の景気が落ち込み、賞金アップも足踏みした』
と、分析していました。
10年が経過した1999年のドリームジャンボ宝くじで、賞金はいっきに3倍の3億円に。山口氏によると
『このジャンボ宝くじは、エポックくじの中で最もエポック』
とのこと。また、この時から人々が宝くじを買う目的も夢を求める方向に変化したそうです。
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2012年には、東日本大震災復興支援グリーンジャンボ宝くじで一等・前後賞で5億円に到達し、その後も賞金は6億円、7億円と上がりながら、今年の年末ジャンボでついに一等・前後賞で10億円という歴史を刻みました。
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エポックくじで期待される売り場!?
山口氏によると、エポックくじには傾向があるそうで、分析の結果、なんと「10億円への期待高まる売り場を発見した」と言うのです!
『ジャンボ宝くじのときだけしか設置されない売り場が大注目なんです』
と、山口氏は語ります。
番組では、1999年以降のエポックくじの当選本数の統計から、エポックくじに強い売り場をまとめていました。ちなみに参考情報として、東京西銀座チャンスセンターからは、これまでエポックくじの当選は9本だそうです。
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<大分県大分市>エポックくじ当選4本
『大分市はめでたい名前のついた路線バス停が多く、宝くじ開運の旅ができる』
と、山口氏は語ります。「勝負(しょうぶ)」や「金山(かなやま)」といった7ヶ所のバス停名を使って「勝負の一里塚を乗越、金山・金池・金の手を手に入れ皆春を迎えよう」という文章ができるそうです。よく考えましたね!
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<広島県広島市中区>エポックくじ当選3本
<大阪府大阪市北区 大阪駅前第4ビル特設売り場>エポックくじ当選17本
大阪のこの売り場は、普段は周辺に8ヶ所ある売り場を、ジャンボのときだけここ1ヶ所に集中させ、気合を高めているのだそうです。さらにジャンボ発売の際には、富くじ発祥の寺にスタッフが祈願に訪れるという力の入り方です。
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まとめ
エポックくじという言葉は初めて耳にしましたが、今回の年末ジャンボは、まさにそのエポックくじだということで、期待が高まっているようです。当たりそうな売り場(番組予想)は、大分市、広島市中区、大阪市北区の3ヶ所だそうです。宝くじを買ってしまいたくなりそうな内容でした!
他にもエポックくじ必勝法はないか気になったので調べてみたところ、番組でもコメントしていた山口氏が、その他の当たりそうな売り場や当たりそうな番号などについて、他媒体で言及していることがわかりました。
地方で有力なのは秋田県能代市と大阪府八尾市で、番号は11万番台と18万番台、買い方は「連番10枚、バラ20枚を3回に分け、楽しみながら買う」のがおすすめだそうです。(www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/170435)
この情報を参考に、あやかれるといいですね!