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お金を貯める

だからお金がたまらない!貯金できない理由4選

お金の悩みは、年齢、性別、世帯を問わず広く多くの方が共通して抱えている大きな悩みの1つだと思います。

現状、将来の明るい兆しが見えないからこそ、お金の悩みを常に抱えてしまうわけではありますが、厳しい時代であったとしても、ご自身の「お金の考え方」や「お金の活用の仕方」を自ら工夫することによって、良い方向へ変えられるのも確かです。

そこで本記事では、貯金をすることができない方のおもな理由を4つ紹介し、併せて、貯金ができるようになるための「お金の考え方」や「お金の活用の仕方」について、要点をわかりやすく紹介していきます。

目次

貯金ができないおもな4つの理由

貯金ができない方には、必ずと言ってよいほど、貯金ができない理由を抱えており、この理由が多ければ多いほど、当然に貯金ができない状況であることを意味します。

貯金をすることができない方は、これから紹介する4つの理由すべてにあてはまっているわけではありませんが、まずもって複数の理由にあてはまっていると考えられます。

そのため、貯金をする意思がありながらも、なかなかお金を貯められずにいる方は、再度、自分自身はどうなのか確認する意味も込めてお目通しいただくことをおすすめします。

キャッシングやカードローンを抱えている

消費者金融やクレジットカードを活用した「キャッシング」をはじめ、銀行系カードローンといった、いわゆる「フリーローン」は、お金の使い道を問われることはなく、いつでもお金が必要な時にすぐに借りられる便利なものです。

しかし、これらの借金は、住宅ローンや自動車ローンといった使い道が明確な借入に比べて利息が極めて高く、かつ、借入したお金がなかなか減らない大きなデメリットがあります。

キャッシングやカードローンを抱えている場合、毎月の借金の返済に大きな負担が強いられてしまうことが一般的であるため、なかなかお金が貯められず、貯金ができない傾向にある場合が多く見受けられます。

また、ひどい場合ですと、キャッシングやカードローンを複数抱えていることによって、お金を借りては返すといったことを繰り返す「自転車操業」になっており、これでは貯金どころか、借金が減らず、時間だけが経過する悪循環になっている場合もあります。

このような場合は、弁護士や認定司法書士といった専門家に債務整理の相談をすることをはじめ、独立系FP(ファイナンシャルプランナー)に家計全体の相談を早急にされてみることを強くおすすめします。

商品やサービスの代金を「分割払い」や「リボ払い」で決済している

クレジットカードを利用して商品やサービスを購入することがあると思いますが、クレジットカードでこれらのお金を支払う際、一括払いではなく、「分割払い」や「リボ払い」で決済している場合、本来の代金よりも結果として多くのお金を支払うことになります。

どうしても必要なものや急を要するものである場合は、仕方の無いこともある一方で、欲求を抑えることができないようなものであったとするならば、やはりお金が貯まらない原因になると考えることができます。

分割払いやリボ払いを活用することで、一括払いとどのくらいの差額が生じることになるのか、一度冷静になって確認することがとても大切です。

お金の無駄使いが多い

お金の無駄使いと言っても、人それぞれの価値観が異なることから一概に何がお金の無駄使いなのか言い切ることは難しいのですが、少なくともキャッシングやカードローンを活用したお金の使用は、手持ちのお金の範囲から外れていることは確かでありますから、そのお金の使い道は無駄使いと言い切れる部分もあると思われます。

また、お金の無駄を省くといった意味におきましては、商品やサービスの代金を「分割払い」や「リボ払い」で決済することを控えるほか、毎日の生活において必要以上に不要なものにお金をかけていないか改めて確認しておくことが望ましいでしょう。

以下、お金の無駄使いになりやすい一例を紹介します。

必要以上の交際費(飲み会や懇親会)
必要以上の食費(外食含む)
必要以上のレジャー費用(娯楽費)
過度な教育費(子どもの習い事など)
コンビニで購入する少額の買い物(数を重ねると大きなお金になる)

将来に渡ってお金を生み出す効果が期待できるものとそうでないお金の無駄使いは「紙一重」とも言えそうですが、いったん、ご自身の中でこれらのどちらにあてはまるのか確認されてみることをおすすめします。

収入が低い

個人収入や世帯収入が低い場合は、お金が貯まりにくい要因であることは確かです。

ケースバイケースではありますが、収入を増加させるためには、給料の高い会社などへ転職することや夫婦共働きで収入を増やすなどのほか、スキルアップをすることで収入を増やすためのきっかけ作りをするなど、その方法はさまざまです。

貯金をするために重要な「お金の考え方」とは

貯金ができないおもな4つの理由を紹介させていただきましたが、これらの理由を抱えている方の大半は、貯金をするために重要な「お金の考え方」について理解している方は少ないと思われます。

ここで言う貯金をするために重要なお金の考え方とは、「収入と支出がいくらで手元にいくらお金が残るのか」といった収入と支出のバランスを把握することになります。

たとえば、1ヶ月の手取給料が20万円で生活費などの支出が1ヶ月あたり15万円であったとすれば、5万円が1ヶ月あたりに残るお金ということになります。

たったこれだけの簡単なことを大まかでも把握できていない方や余っているお金の範囲内(ここでは5万円)以上のお金を使っている方、余っているお金を計画的に活用できない方が、結果としてお金を貯金することができない方々なのです。

貯金ができるようになるための賢いお金の活用方法とは

貯金ができるようになるための賢いお金の活用方法は、「預金」と「投資」をどちらも活用するところにあり、「いつでも使える貯金は預金で準備」し「将来のための貯金は積立投資で準備」する方法が簡単で効果的です。

  • いつでも使える貯金
    ⇒普通預金や積立預金などを活用して準備
  • 将来のための貯金
    ⇒つみたてNISAや個人型確定拠出年金(iDeCo)を活用して準備

たとえば、収入から支出を差し引いた1ヶ月にあまるお金が5万円だと仮定し、そのうち2万円を貯金に回すことができるのであれば、預金に1万円、積立投資に1万円ずつといったイメージで分散させ、「いつでも使える貯金」と「将来のための貯金」をどちらも準備する工夫をするわけです。

この分散する割合に一定のルールというものはありませんが、重要なことは「預金」も「積立投資」もどちらも毎月計画的に継続して行うところにあります。

突発的に必要になったお金は、「いつでも使える貯金」から捻出することで、「将来のための貯金」を減らさずとも済むといったイメージです。

まとめ

貯金は簡単に成し遂げられる程、簡単なことではありません。

たとえて言うなれば「ダイエット」と同じで、貯金を毎月習慣づけすることや計画的に少しずつ貯金を実践していくことがとても大切です。

また、ただ貯金をするのではなく、「お金を増やしながら貯める」といった考えの下、時間も賢く活用した積立投資(つみたてNISAや個人型確定拠出年金=iDeCo)も将来のお金を貯金するといった意味におきましては非常に効果的です。

お金を貯金できない方は、まず、1ヶ月あたり手元に残るお金がいくらなのかを確認し、貯金と積立投資をバランスよく行うことで、「いつでも使える貯金」と「将来のための貯金」を同時に準備することができますので、早速試してみてはいかがでしょうか。

この記事内容に関連したお問い合わせ、ご相談は「佐藤元宣FP事務所」まで

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