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老後の資金確保の注意点

団塊の世代の人たちも続々と定年を迎え、老後の生活に目を向ける人が増えています。
我が国に年金という制度があるため、老後に全く無収入になることはありませんが、それでも生活費を年金だけで賄うには無理があり、足りない部分をどうやって捻出するのかが多くの人の懸念事項になっているそうで、中には老後のためにと始めた投資などで損失を出してしまい、途方に暮れるケースもあるのだとか。

ヤフーニュースでも毎日新聞の記事が取り上げられていました。
元記事

実質賃金が下がり、年金も減額されるなか、テレビや週刊誌で、「老後破産」などとして老後の経済的不安が取り上げられている。少しでも資産を増やそうとする人の中には、投資によるもうけ話にだまされる人も出ている。

老後破産はNHKでも特集が組まれていたくらいで、気にしている人は結構多いはずです。実際にはそのようなケースになるのは稀だとしても、自分がそのケースに当てはまらないとも限らないわけですし、今後は老後破産という状態になってしまう人も増加するかもしれません。

職後の投資に関する知識の普及を図る「フィデリティ退職・投資教育研究所」(東京都港区)が2014年4月に勤労者約3万人にインターネット調査を行ったところ、「老後資金の準備がない」のは44.8%。このうち50代男性でも32.1%で、野尻哲史所長は「晩婚化により、定年、親の介護、子どもの進学が同時期に重なる人も増えている。生活が破綻する予備軍が多いことは問題だ」と話す。

このあたりは逆に安心する人もいるかもしれません。半数近くが老後の資金を準備してないということで、「自分だけが取り残されているわけではない」と。しかし、老後にも相応にお金が必要なことは間違いないわけですから安心ばかりというわけにもいきません。

定年後も家計の支出は、現役最後の年の68%かかる。年金だけではとても足りず、蓄えがなければ、働く期間を延長するか、節約するしかない。対策としては、まず老後の生活費にどの程度かかるのかを算出する。主な生活費の原資となる貯蓄などの資産は95歳でゼロになるように考えるのがポイントだという。

95歳というのが長寿国日本ならではです。ちなみに保険の勧誘などでは平均寿命を基準に必要額を試算するケースが多いようです。男性なら80歳、女性なら86歳が日本人の平均寿命です。

「年金が破綻すると誤解したり、『老後資金に○千万円が必要』という記事にあおられたりすると不安が増大する。まず正しい知識を持つことだ」

老後破産を大々的に取り上げる雑誌やテレビがまさに不安を煽っている側面もあるといえます。そうしなければ販売部数も視聴率も取れないという事情があるのかもしれませんが、それを我がことのように考えて右往左往する人も少なくないのではないでしょうか。タンス預金が増えるわけです。確かに定年後の収入のあてが年金以外になく、貯金もそれほどない人にしてみたら恐怖です。そこで大事なのがやはり自分はどうなのかと試算をすることです。

「家計の状況を確認して、老後の必要額を試算するとともに、不必要な保険に入っていないか、条件が有利な住宅ローンへの借り換えが可能かなど、大きな支出から無駄を見直す」ことを勧める。足りないようなら妻も働き、40~50代のうちに、老後資金をためるべきだという。

家計の状況がどうなのか、どこにいくらかかっているのかという点について把握している人は意外に少ないのではないでしょうか。毎月の貯金額の増減で大雑把な把握にとどまっている人が多いようです。しかし、それだと老後の見通しが立ちません。そういう状況で将来への不安が増大したところに投資話が舞い込んでくるとあっさりと判を押してしまうことだってありえます。

「退職金が出た直後に、金融機関から勧められるままに投資を始めると損をしやすい」

怪しげな会社の投資話なら騙される人は少ないかもしれませんが、名のある大きな金融会社からだったらついつい前のめりになってしまうこともあるのではないでしょうか。投資である以上、損はつきものです。特に知識が不十分なのにそうそう儲かるわけがないと割り切ることも必要ではないでしょうか?
やはり、自分の状況、立ち位置を自分自身で確かめ、今後の方向性を検討していくことが大切です。訳も分からないままに大金を動かすことは大きなリスクを伴うと肝に銘じておくべきです。

【ネットユーザーの口コミ】

kutikomi__01老いは誰でも迎える宿命です。
その為にも、年金の他にそれなりの老後資金を蓄える必要性が言われます。
しかし、44.8%の高齢者が老後の資金準備が無いというアンケート結果があり、現実の厳しさが伺えます。
こうなると老後破産となり、更に生活保護者が増えるということが考えられます。
投資を考えてもそれなりの資金が必要で、かつてのような銀行の利子生活は望めそうにもありません。
老後の支出についても現役最後の68%かかるといいますが、いずれ我が身に降り掛かってくる事なのですが、余り切迫感が無い自分がいます。

kutikomi__01金融系の業者に老人が煽られて騒いでいるだけのように思います。こういうビジネスはあまり感心しません。もっと老人が楽しくポジティブにお金を使えるような、そんなビジネスをしてもらいたいものです。
あとどうせ老人は困ったら生活保護が降りるでしょうし、政治力もあるからそんなに困ることはないのではないでしょうか。気をつけるべきは詐欺師だけだと思います。
老人同士で集まって情報を交換し合い、結束して事に当たればどうにかなるのではないでしょうか。
そうすれば安心を得ることと家族がいない寂しさを癒せることで一石二鳥だと思います。

kutikomi__01老後の資金を準備していないと答えた人は、老後のことよりも今の生活で手一杯だからだと思います。今現在のことしか考えられないし貯金を蓄える余裕がないから老後のことまで考えていられないということです。
老後はまだまだ先のことだという考えの人もいるかもしれません。働いてお金を得ることができなくなってから老後のためのお金を蓄えておけばよかったなあと後悔するのです。そのようなことにならないためには少しずつ貯金をしていったほうがいいのかもしれません。

kutikomi__01僕は現在30代後半ですが、また自分の老後の姿が全くイメージ出来ていません。現在の生活で精一杯で老後資金も全く準備していないというのが現状です。ただ、ここ数年体力の衰えを感じるようになってきたので、老後元気に働けなくなったときのために老後資金は必要かなと、このニュースをみて思いました。投資を始めるのであれば老後からより、今のうちから始めた方がよいみたいなので万が一損失を出しても生活に支障がない範囲で始めてみようかなと考えています。

kutikomi__01「老後資金の準備がない」という人が44.8%、わが国の高齢者の老後生活の実態をよく表している数字だと思います。
この研究機関は、対応策として、低リスクでの運用を推奨していますが、すべての人が出来るわけではなく抜本的な解決策とは言い難いと思います。わが国全体で解決策を考えた場合、一昔前の大家族社会に戻す努力をすべきだと思います。核家族化が進んだ現代社会においては、高齢者が単独で生活して行く必要がありそのための資金準備はなかなか難しいものがあると思います。もはや、このような核家族化社会を改め、昔の大家族社会に戻し、若い世代が高齢者の面倒を見て、子供を保育所に預ける代わりに老後の面倒を見てもらうというような社会に戻すべきだと思います。そうすれば、老後には特段の資金準備は必要ないと思います。

kutikomi__01 私はまだ30代ですが、45%の人が老後の資金の準備がないというのは全く人ごとではありません。派遣で日々の生活でいっぱいいっぱいで貯金なんて出来ないし、私が老後になる頃にはもっと国民年金が減っていそうで正直お先が真っ暗な感じがします。 老後破産は今後増加の一途だと思いますし、それを救う社会のシステムもまた金銭的な余裕のない日本は今後この高齢化社会にどう対応するのだろうかと明るい未来が描けないのが現状です。せめて月1万でも5000円からでもいいので投資信託の積み立てでもやってみようかと考えさせられました。

kutikomi__01人生は長く生きていると、経済的に困難な状況に陥ることもあります。また、子供の教育資金や、住宅ローンに追われ、老後の資金まで手が回らないという状況も考えられます。
一昔前までは、年金もそれなりの金額がもらえました。また、70歳以上は医療費は無料でした。
親と同居して、親の面倒を見てくれる子供も多かったので、それほど老後の資金は必要なかったのではないでしょうか。
しかし、今では時代が変わり、高齢者だけの世帯も増えています。さらに、年金は減額され、医療費も上がりました。
これらの背景を考えると、このような結果でも仕方がないと思えてきます。

kutikomi__01老後資金に準備ないというニュース記事ですがそう感じている人のパーセントであって個々の老後に必要な金額と貯蓄や年金支給額の厳密な比較による数値ではないということのようです。お金に関してはシビアに算出して無駄に不安がったりあわてたりしないように落ち着いて計画的に備えるとよいのではないかと思います。老後資金が不足だと感じて、だまされて投資に走ったりして失敗することのほうが問題で、良好な人間関係などを作っていけるかの方が重要なようです。

kutikomi__01老後に必要な資金を用意できそうにないと思っている方が多いみたいですね。老後にお金がなくなると、稼ぐ手段は限られるのでやはり不安は尽きないものだと思います。近い将来の年金制度や保険制度への不安もあるので、現在は一体自分の老後にどのくらいお金が必要なのか誰も分からない状態ではないでしょうか。老後の資金が少ないと感じている人ほど、すぐに増やそうとしてリスクの高い投資や危ないもうけ話に乗りやすくなってしまうと思うので、気をつけないといけないですね。

kutikomi__01やはり将来への不安に関して何が一番なのかというのは、人生のどの段階においてもお金なんでしょう。そして、人口バランスにおける高齢者の割合が増えている現在、老後のお金がクローズアップされるのも当然なのでしょう。
そしてその老後の蓄えの無い人も増えている、と。この記事は老後の蓄えの無い人を狙い撃ちしたうまい話に警鐘を鳴らしていますが、ああいうのはどうしても不安を抱えた人ほど引っかかるものですからね。どれだけ注意喚起しても十分と言う事はないと思います。

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