タレントのさとう珠緒さんが以前いた事務所との金銭トラブルで裁判沙汰になり、当時の収入などが公の場で明らかになったそうです。
メディアが報じた内容をまとめると、、、
どんな裁判?
『所属していた事務所から約3000万円の損害賠償を請求されている』
なぜ裁判に?
『さとう珠緒さん側が事務所から借りた約1000万円を完済してない』
『テレビ番組の企画をドタキャンしたため1800万円の損害を出した』
⇒損害を賠償しろと事務所側から民事訴訟を起こされた
裁判の状況は?
『さとう珠緒さん側も徹底抗戦の構え』
『裁判の過程でさとう珠緒さんの稼ぎっぷりが明らかになっている』
といった感じです。
"さとう珠緒"といえばある程度の世代以上であればだれでも知ってる名前。売れていたのは当時を知るものなら疑いのないところです。
とはいえ、この10年くらいでテレビではすっかり姿を見なくなりました。あの人は今状態と言っても過言ではありません。故に、たまにテレビで見かけると『ああ!いたいた!』と妙に懐かしかったりもします。
余計なお世話ながら、どんな仕事をしているのかなぁと思ったりもしましたが、どっこい、実は彼女は結構な収入を得ていたようです。
今回の裁判で明らかになったのは、彼女が2004年当時から2009年まで、月給160万円をもらっていたということ。
さらに160万円以外にも、CMなどの契約が決まれば契約金のうち4割をボーナスという形でもらっていたそうです。
160万×12か月=1920万円。
彼女の年収は当時1920万円以上あったということです。
『そんなに稼いでるようには思えないけどなぁ』
と正直な疑問がわき出てきたので、さとう珠緒さんの当時の仕事をテレビ出演中心に調べてみました。
すると、
2004年
ナースマンがゆく(2004年10月 - 12月、日本テレビ)石川さくら 役
ウルトラQ dark fantasy(2004年6月、テレビ東京)第9話 大島浩子 役
ラーメン発見伝 (2004年10月、日本テレビ)客人 役
愛のエプロン3(2002年11月 - 2004年、テレビ朝日)
ロシア語会話(2004年度、NHK教育テレビ)
釣りバカ日誌15 ハマちゃんに明日はない!?(2004年)
ゴジラ FINAL WARS(2004年、東宝)東京の恋人たち・女 役
月刊 さとう珠緒 〜娼女の空〜(2004年、イーネットフロンティア)
月刊 さとう珠緒 Special(2004年、新潮社)※『女が嫌いな女』1000人アンケート(週刊文春)第1位
2005年
小悪魔な女になる方法(2005年9月、関西テレビ)鈴木花緒 役
6月の花嫁2005「四重奏」(2005年6月)江藤晴香(バイオリニスト)役
銀玉王(2005年 - 、テレビ神奈川)「リーチボーイズ」として交替で不定期出演。
こちら葛飾区亀有公園前派出所「両津VS泣き虫アイドル!? 日本1周大すごろくゲーム!!」(2005年3月27日)くるみ 役※『女が嫌いな女』1000人アンケート(週刊文春)第1位
2006年
だめんず・うぉ〜か〜(2006年10月 - 12月、テレビ朝日)第6話 早乙女ゆり子 役
ヅラ刑事(2006年、トルネード・フィルム)ある女役で特別出演
ラブ・コレ2 東京Love Collection(2006年、GyaO)
筒井康隆劇場「エロティックな総理」(2006年、Gyao)2007年
天才てれびくんMAX★大迷宮冒険記(2007年8月、NHK教育)赤ずきん(本名 = アオイミドリ)役
冠婚葬祭探偵(2007年11月26日、TBS系 月曜ゴールデン)飛田寿恵 役
温泉若おかみの殺人推理18 -出雲〜玉造温泉縁結び連続殺人!!-(2007年4月14日)戸田佐和子 役
超教養(2007年、メディアファクトリー)2008年
法医学教室の事件ファイル26 -豪華クルーザー殺人パーティー!-(2008年5月10日)寺口由香 役
鉄道捜査官9 -会津鉄道、車窓に広がる殺人風景!-(2008年10月11日)今中みゆき 役
「白衣の天使は見た・外科病棟殺人事件カルテ」(2008年12月12日)黒田美久 役
ジャンバリ荘(テレビ愛知、2008年4月8日 - 2008年6月24日)
ブラブラバンバン(2008年、トルネード・フィルム)監督:草野陽花
やはりあまり出てない。
ただ、これはウィキペディアからドラマ出演をメインにピックアップしただけなので、これ以外にもCMやゲーム(声優?)、あとは表には出てこない営業などの仕事はあったでしょうから、そういうのを積み上げれば、稼ぎとしてはそのくらいはあったということでしょうか。
ドラマの出演とかを見ると単発ものが多いみたいですし、中には名前すらついてないチョイ役もあったりします。それでも月給160万ももらえるってことは、タレント稼業っていうのはある程度名前が売れればその後も儲かるってことなんでしょうね。事務所側の取り分も当然あるでしょうし。稼ぎとしては相当なものです。
この事例を見る限り、タレントさんはちょっと売れれば年収が億を超えるっていうのも納得です。