「やっぱり事故車は買取してくれないかな」
事故車など大きな問題があることを示す「修復歴車」や「職権打刻車」は、中古車市場で非常に売れにくいとされています。さらに年式も古く傷や凹みが多く補修が必要とくれば中古車市場では絶望的に買い手がつかないでしょう。ついたとしても査定額はかなり低く、場合によっては持ち出しで赤字となることも考えられます。つまり一般的な買取業者では敬遠されがちです。しかし、今回はそんな車でもセルカのオークション形式を利用して高額で売却された実例をご紹介します。
この記事では、修復歴あり・職権打刻車に該当する1994年式のパジェロが、どのようにしてセルカで高額売却できたのかを解説します。
目次
1994年式パジェロの状態
このパジェロは、1994年2月登録の三菱パジェロ スーパーエクシード。走行距離は158,763kmで、外装・内装には多くの傷や凹み、劣化が見られました。また、評価基準表における総合評価は「R」。修復歴車や職権打刻車に該当していることを示しています。通常、このような車は市場で売れにくく、査定額もつかないか、かなり低くなることが一般的です。
車の状態
- 年式
1994年(約30年前の車) - 走行距離
158,763km - 修復歴・職権打刻
評価基準で「R」とされており、修復歴がある車両として扱われます。 - 外装のダメージ
小さな傷(小A)、凹み(小U)、トビ石のダメージ、塗装の色あせ - 内装の劣化
シートのスレ、キレ、コゲ穴、天張りの汚れ、内装のスレや浮き - オイル滲み
エンジン部分にオイルの滲みあり - ユーザー申告の不具合
タコメーターの動作不安定、アクセル開時の異音
30年落ちで多くのダメージがあり、さらに修復歴や職権打刻車という評価であるため、通常は買い取ってもらえるだけでも御の字の状態です。
セルカのオークションで高額売却を実現!
通常、修復歴や職権打刻がある車は、買取査定で低い評価を受けるのが一般的です。買取拒否でもおかしくはありませんが、セルカのオークションを利用すると少し違った状況も開けてきます。このパジェロは、スタート価格0.5万円から始まりましたが、最終的には12.6万円で成約しました。スタート額から12.1万円アップという結果です。
売却のポイント
- 入札件数6件
修復歴車や職権打刻車であっても、オークションでは6社のバイヤーが入札し競り合いました。 - 成約額12.6万円
傷や凹み、修復歴がある車でも、最終的に12.6万円で売却が成立。 - 競り合いによる高額売却
セルカではバイヤー同士が競り合うことで、思わぬ高値が付くケースが多いのが特徴です。
売るどころか処分費を請求されてもおかしくないような状況で10万円以上の値が付くのは異例なことです。どんな車でもそれを必要としているバイヤーがいる可能性があることを示している事例だといえるでしょう。
修復歴車や職権打刻車が売れにくい理由
一般的に、修復歴車や職権打刻車は、中古車市場での評価が非常に低くなる傾向にあります。修復歴のある車は、骨格部分にダメージがあったり、それに伴う修理が行われたりしているため、安全性や車両の信頼性に不安があると見なされます。また、職権打刻車は、車台番号の再刻印が行われており、これは事故車以外にも盗難車であった可能性もあると見なされます。市場での評価は当然低くなりがちです。
こうした車は、一般的な買取業者に持ち込むと査定額が大幅に下がり、最悪の場合は買い取ってもらえないこともあります。そのため、売却自体が困難になることも少なくありません。
セルカでのオークションなら売れる理由
セルカなら修復歴や職権打刻があっても市場価格以上の価格で売れる可能性があります。それは、オークション形式で全国7,000社以上のバイヤーが参加し、競り合うからです。
セルカに参加しているバイヤーの中には、国内市場だけでなく海外市場向けの業者やパーツ取りを目的とする業者も多く含まれており、修復歴や職権打刻があっても高値を付けることがあります。特にパジェロのような頑丈で人気のある車種の場合、古い年式であっても需要が一定数あり、買い手が見つかりやすいという背景があります。
修復歴車や職権打刻車でもセルカで高額売却の可能性
修復歴や職権打刻車は、通常の中古車市場では売れにくく、査定額も低くなることが一般的です。しかし、セルカのオークション形式では、全国のバイヤーが競り合うことで高額売却が実現します。今回のパジェロのように、傷や凹みが多く、さらに修復歴や職権打刻がある車でも、セルカを利用すれば予想以上の価格で売れる可能性が高いです。
もしあなたの車に修復歴や職権打刻があっても、セルカで無料査定を申し込んでみてください。思いがけない高値で売れるかもしれません!