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お金を借りる カードローン・キャッシング

カードローン借り換えのメリット~一本化をおすすめする理由

カードローンを複数借りている人にとって問題なのは金利の水準と手間です。
1社から借り入れている場合と2社から借り入れている場合、さらには3社、4社、5社と借入を繰りかえしている人の場合、借入先の数だけ金利が膨らみ、毎月の返済の手間も増えていきます。

借入当初は大して違いを感じません。金利差といってもわずか数パーセントですし、返済だって近くのコンビニATMを利用すれば大した手間にはならないと思うのです。

しかし、実際に借り入れてみるとそうはいきません。消費者金融や信販会社などの金融機関で発生する返済遅れの主なものは"うっかり"なのだそうです。1社だけでもついつい忘れてしまいがちなのに、2社、3社となればなおさらです。覚えていたらいたで、月に何回もやってくる返済日に追われるような精神的なプレッシャーもあるそうです。

さらに、金利面での違いは如実です。

1社当たり30万ずつ4社から借り入れている場合

A社・・・利率18%(上限いっぱいの利率)
B社・・・利率17.5%(上限いっぱいの利率)
C社・・・利率14.6%(上限いっぱいの利率)
D社・・・利率17.8%(上限いっぱいの利率)

4社の利率を平均したら

(18%+17.5%+14.6%+17.8%)÷4社=約17%

上記の例の場合だと、平均で約17%の利率で金利を支払っていることになります。

120万円を一年間借りたとすると、

120万円×17%=17万円

つまり、一か月に14000円を超える利息が発生することになります。
(わかりやすく計算するための例えです。実際の利息計算はもっと複雑です。)

では、これだけの借金を、銀行の最大手である三菱UFJ銀行カードローン(通称バンクイック)に一本化してみたらどうでしょうか?

三菱UFJ銀行カードローン『バンクイック』の利率
10万円以上50万円以下・・・年14.6%
50万円超100万円以下・・・年12.6%
100万円超150万円以下・・・年11.6%
150万円超200万円以下・・・年9.6%
200万円超250万円以下・・・年8.1%
250万円超300万円以下・・・年7.1%
300万円超400万円以下・・・年6.1%
400万円超500万円未満・・・年5.6%
500万円・・・年4.6%

今回の例の場合、借入総額は4社で120万円です。120万円すべてをバンクイックに借り換えできたとしたら、上記の利率より、11.6%にまで金利は下がります。

借り換えしない場合とする場合で金利を単純計算して比較すると、

120万円×17%=20万4000円
120万円×11.6%=13万9200円

≪差額≫
204000円-139200円=64800円

ということで、その差額は64800円にもなります。月当たりにすると5400円です。この金額は、金利差を単純に比較するために残額が減っていくことを想定せずに計算していますが、実際の計算であっても、この計算と同じようにバカにできない金利差が発生します。カードローン借り換えの大きなメリットがここにあるわけです。

では他のところはどうでしょうか?
みずほ銀行のカードローンの利率を見てみます。

みずほ銀行カードローンの利率
10万円以上100万円未満・・・年14.0%
100万円以上200万円未満・・・年12.0%
200万円以上300万円未満・・・年9.0%
300万円以上400万円未満・・・年7.0%
400万円以上500万円未満・・・年6.0%
500万円以上600万円未満・・・年5.0%
600万円以上800万円未満・・・年4.5%
800万円以上1,000万円以下・・・年4.0%

みずほ銀行の場合、100万円以上200万円未満の利率が12%です。

120万円×12%=144000円

≪差額≫
204000円-144000円=60000円

17%のときと比べると差額はちょうど60000円となります。月当たり5000円です。

地方銀行最大の横浜銀行のカードローンで比較しても、

[sc:横浜銀行カードローン利率表 ]

120万円借りるとなると11.8%ですから、

120万円×11.8%=141600円

≪差額≫
204000円-141600円=62,400円

となり、こちらもやはり月あたり5000円を超える差額となります。

次は低金利で話題の住信SBIネット銀行のMr.カードローンとの比較です。

[sc:住信SBIネット銀行カードローン利率表 ]

住信SBIネット銀行の場合、120万円の金利は年6.39%~6.99%です。高い利率で計算しても、

120万円×6.99%=83880円

≪差額≫
204000円-83880円=120,120円

17%のときと比べると差額はなんと12万円をオーバーします。月当たり10000円超という、大きな差になります。

このように、同じ金額を借りるのであれば、複数の金融機関からすこしずつ借りるのではなく、1社からまとめてドカンと借りた方が圧倒的に支払金額が少なくて済むのです。金融機関にしてみたら、30万とか50万を融資するよりも100万、200万と融資した方がより低い利率で融資をしやすいですから、もし、あなたが複数の借り入れをしている場合は一社にまとめて借り換えを試みるのが返済の負担を減らすうえで非常に大切なことなのです。

※上記の利息計算は、単純比較するために返済による元本の減少などを考慮せずに金額を算出しています。

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