個人向けローン、無担保が当たり前？保証人不要？みんなの意見

昔であれば、お金を借りるには担保なり保証人なりを立てるのが当たり前でしたが、今では、少なくとも個人向けのカードローンといった融資商品であれば、担保や保証人は必要がないところがほとんどです。

今や担保や保証人が必要なカードローンを探すのが困難

今現在、日本にどのくらいのカードローン商品があるのかははっきりとしていません。銀行だけでも300～400行ありますし、それぞれが個人向けの融資であるカードローンを扱っています。しかも、銀行によっては毛並の違うカードローンを二つも三つもラインアップしているケースも珍しくはありません。

さらにこれに加えて信用金庫も何百とあり、そのほとんどでカードローンを扱っています。もちろんこれだけではなく、街中には中小、零細の貸金業者がそれこそ数えきれないくらいあり、それぞれで個人向けローンを扱っているわけです。

これらの個人ローン、実は半数以上が担保や保証人が不要とみられます。
もともと、中小や零細の貸金業者は借りやすさ重視で営業していたため、担保とか保証人を不要としているところが結構ありました。そうした中からアコムやプロミスが大手に成長し、担保不要・保証人不要という現在の融資スタイルへと続いています。さらに、かつては個人向け融資には必ず担保や保証人を求めていた銀行もこうした流れを受けて無担保、保証人不要をうたうようになり、今ではカードローンのほとんどが無担保での融資になっています。
当サイトでご紹介している三井住友銀行やみずほ銀行といった大銀行、アコムやプロミスといった消費者金融なども、担保、保証人不要というところばかりです。

担保が必要なケース

名の通った会社や銀行のカードローンは99%担保不要となっていますが、場合によっては担保が必要になる場合もあります。

大手の消費者金融や銀行ではまずないことですが、街中の中小貸金業者だと、いまだに対面による人物本位での審査をしているところがほとんどであり、そういうところだと

『無担保だときついけど担保か保証人つけてくれるなら』

ということで融資をしてくれる場合があります。つまり、希望者の収入では希望通りの融資はできないけど、担保や保証人をつけるならという条件で融資がおりることがあるのです。
担保不要と謳っている以上は、基本的には担保なしでの融資ということで話をすすめられますが、状況によっては担保があればということになるわけです。

保証人は厳密にいうと必要

では、保証人はどうかというと、実は大手消費者金融も銀行も、カードローン契約をする際には、保証会社とも契約をしたことになります。保証会社とは文字通り"保証をする会社"のことであり、そこが保証してくれるためにこうした無担保でのローンが可能になっているわけです。

つまり、保証人については利用者が用意する必要がなくなっているだけで、実際には保証人としての役割をする会社があるってことです。そして、この保証会社が審査でOKを出さない限り、カードローン審査には通りません。
わかりやすく言うと、審査が通る、通らないは保証会社の審査次第といえるわけです。
この点からも、実は厳密には保証人は全く不要というわけではなく、保証会社の承認が必要ということになっているわけです。

世間一般の認識

世間一般では、やはり担保不要でお金が借りれるのはあり得ないことという認識の方がいまだにいらっしゃいます。担保は不要でも保証人がいるのではないかとか、契約段階で担保を求められるのではないかとかいった意見です。
また、借金＝担保（または保証人）というのが常識の人にとっては、無担保で融資が受けられるのはどこか怪しげな印象を持つ人もいるようです。たしかに話がうますぎるという認識を持ってしまえば、無担保ローンは騙される一歩手前という見方をしてしまうモノなのかもしれません。

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